1. 噛み合わせ

顎関節症の原因に噛み合わせの悪さというものがあります。
噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎がずれたり、見た目にきれいな歯並びでも顎関節症を起こしやすい場合があります。
何故なら噛み合わせが悪いので、その影響で最後まで噛んだ時に歯がずれた方向に収まってしまうのです。
噛み合わせが悪いと、噛むたびに顎がずれたり、見た目にきれいな歯並びでも顎関節症を起こしやすい場合があります。
何故なら噛み合わせが悪いので、その影響で最後まで噛んだ時に歯がずれた方向に収まってしまうのです。
噛み合わせチェック
CHECK1
姿勢を正し、前を向いたままゆっくりと顎を開けてください。
その後、ゆっくりと顎を閉じます。
上の歯と下の歯が触れるとき、全体が一緒に触れない場合は噛み合わせがあっていない場合があります。
CHECK 2
歯が触れ合っている状態から少しずつ強く噛み、大きく横や縦にずれる場合も噛み合わせがあっていない可能性があります。
2. 精神的ストレス
ストレスと顎関節症は非常に関わりがあり、顎関節症の方の多くが精神的ストレスを持ち合わせていることが多いと言われています。
顎関節症の原因の一つとされている歯ぎしりや、無意識の歯の食いしばりなども、ストレスが原因なものが多くあります。 歯ぎしりや食いしばりは、精神的ストレスを受けることによって、脳がストレスを発散させている行動と言われています。 精神的ストレスが多い場合、噛みしめる筋肉の疲労や緊張をもたらし、顎のバランスが悪くなります。
顎関節症のための精神的ストレスチェック項目
- 多くの事に対して完全主義者。
- 多くの事に対して几帳面で細かいことが気になる。
- 人よりも些細なことを感じ取ることができ、繊細な性格。
- 何事にも妥協せずに一生懸命に取り組む性格。
- 他人に自分のことをもっと分かってほしいと思うことが多い。
- 物事に対して、非常にこだわりが強い。
3つ以上当てはまると、精神的ストレスが多くかかっていると思われます。
3. 外傷
(物をぶつける等の行為)

顎関節症になる原因の一つに外傷があります。
外傷とは、ぶつけたりして、顎に外からの力が加わることを言います。
お母さんがお子様をおんぶしている時に、お子様が暴れてお子様の頭を自分の顎にぶつけたり、ボクシングで殴られたり、野球でボールがぶつかったり、交通事故などの場合が考えられます。
痛い時に無理に噛むと悪化することが多いので、顎をぶつけた時は、やわらかい食べ物の方が良いです。 また、ぶつけた直後は炎症が起きるので、出来るだけ早く冷やすことで、早く治ります。
顎関節症Q&A
- Q 矯正治療は顎関節症の原因になると聞きましたが本当ですか?
- A歯列矯正があごに負担をかけることもありますが、基本的には治療中に負担軽減のための配慮を行えばほとんど心配はいらないと言えます。当院では、あごの関節に症状がある方は、あらかじめあごの治療を行ってから矯正治療を開始しますし、矯正中も負担を軽くするための配慮も行っています。
- Q やわらかいマウスピースを使用した経験がありますが、それを持っていっても治療の継続はできますか?
- A個人差や医療機関の考え方にもよると思いますが、基本的にはやわらかいマウスピースは顎関節症には不向きであるとの研究結果がいくつか出ています。山田歯科では、硬いマウスピースを主に使用しているのでやわらかいタイプでは継続使用は難しいかもしれません。
- Q 治療は痛いですか?
- A山田歯科医院で行う治療は、専用機器や歯科医師が行う筋肉のマッサージ、マウスピース治療、リハビリテーション、薬の使用などです。症状が重くなると治療に伴う痛みは増える傾向にありますが、軽症であれば痛みはほとんどなく治療を行うことが可能です。